2018年03月31日

うさぎの魔法使い リアルバーチャル


うさぎの魔法使いがアニメおたく男性宅に現れました。


「ももっ。」


「うわっ!うさぎ?」


「またでつか・・・・・」


「何だ、またってのは?そしてお前は誰だ?」


「うさぎの魔法使いでつ。簡単な願いを1つだけかなえてあげに来まつた。またっていうのは、またアニメおたくさんでつか・・・・・やれやれってことでつ。」


「大きなお世話だ!生意気なうさぎだな。」


「も、それは失礼しまつた。では邪魔なようなので帰りまつ。」


「ちょっと待て!願いをかなえるんだろ。そうだな・・・・・大金とかはだめなのか?」


「よく言われまつが、だめでつ。」


「そうか、じゃあ何にするかな?」


「前のアニメおたくさんは、夢で好きなアニメキャラの女の子とデートしまつた。」


「お!それいいな。でも夢じゃちょっとぼんやりした感じになるな・・・・・そうだ!バーチャルにしてくれ。」


「ばーちゃん?」


「ばーちゃんじゃねえよ!バーチャル!起きたままバーチャルでやってくれ。できるか?」


「できまつけど・・・・・」


「ん?何か問題でもあるのか?」


「いえ問題はないんでつけど、いつもながら偽物の女の子によくそこまで執着できるなと。」


「偽物とか言うな!彼女たちはキャラデザさんやCVの子たちが、精神誠意魂を込めて命を吹き込んだ・・・・・」


「も、分かりまつた、分かりまつた。やりまつからおたく講義はやめてください。」


「本当に分かったのか?」


「分かりまつたってば。バーチャルで女の子出しまつから。で、誰がいいんでつか?」


「そうだな・・・・・〇〇ちゃんと☓☓ちゃんと△△ちゃんと・・・・・」


「もっ、1人じゃないんでつか?」


「ばかだな、たくさんの女の子たちが、俺を取り合うのがいいんじゃないか。」


「・・・・・・」


「何だその目は?その軽蔑するような目はやめろ!」


「・・・・・それじゃ、やりまつね。」


「待った!」


「何でつか?」


「人間は一切出すなよ。キャラの子たちだけでいいからな。」


「分かりまつた。」


「遠くの方にも出すなよ。とにかく人間は排除、キャラだけな。」


「分かりまつたってば。じゃあ、これをしてください。」


「アイマスク?」


「これを使って目から脳にバーチャル映像を出しまつ。それではいきまつ。おたくさんの不毛な願いよかなえ!」


「ちっ、余計なことを・・・・・おっ!おお!〇〇ちゃんたち!すげえ!」


一瞬喜んだ男性ですが・・・・・


「ん、あれ?・・・・・おい、うさぎ!」


「どうしまつた?」


「どうしまつた?じゃねえよ!なんで女の子たち話しかけても何もしゃべらないんだ?」


「だっておたくさん、人間を排除って言ったじゃないでつか。」


「それがどうした?」


「声は人間がやってるんでつから、排除したらしゃべらないのは当たり前でつよ。」







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posted by うさけい at 21:49| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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